スーパーカブのクラッチ調整
スーパーカブはクラッチを調整できるようなので調整してみました
調整方法
エンジンのブレーキペダル側にあるナット付きのネジを回すことで調整
下準備
(元に戻せるように)ネジ、ナット、エンジン本体に線を引いておく
調整
- ナットを反時計回りに回して緩める
- ネジを時計回りに1回転、反時計回りに回し手応えが変わった所から更に45度回す
- ナットを時計回りにまわしてしめる
調整してみる
手応えが変わってから
- 約0度 変速ショックが大きい
- 約30度 変速ショックは少ない
- 約45度 変速ショックは少ない 上り坂で半クラッチ状態になってエンジンの回転数だけ上がる
最初は45度でちょうど良かったのですが、いろいろ試しているうちクラッチがへたってしまったのか30度ぐらいでちょうど良くなりました。
調整した感想
※素人の感想です
この調整は変速クラッチのつながりの強さを調整しているようです。
エンジンの負荷では滑らないけどギアチェンジした時は滑るぐらいにクラッチを調整するように感じました。
追記 2020-08-02
エンジンオイルを交換して分かったような気がする部分があるので追記
- クラッチの滑りやすさは調節ネジとエンジンオイルの粘度に依存する
- エンジンオイルは温度や劣化で粘度が変わる
クラッチ調整は問題なかったのでのテスト方法を忘れないようにメモ
滑りやすさのテスト
- エンジンが冷えた状態で、1速に入れ、アクセルを軽くひねり、アクセルを戻さないまま4速まで加速して、変速ショックは無いか
- 停止するとき、アクセルを戻したまま、エンジンブレーキを効かせるようにギアを下げていき、2速まで変速ショックが無いか
変速ショックのテスト 右折時、気軽に変速したり、エンジンブレーキが使いやすくなる。
滑りにくさのテスト
- 車重を重くして、エンジンが温まった状態で、上り坂を40~50km/hぐらいの速度で上り、半クラッチ状態にならないか
エンジンが冷えた状態では問題なくても、エンジンが温まると3速40km/hぐらいで半クラッチ状態になることがあった。