ArchLinuxのアップデートの流れ

用意しておくと安心できるもの(問題が起きて起動できなくなった時の情報収集用)
・予備のパソコン、スマホタブレット
・ブータブルCD(USB)

準備

動かなかったら困るソフトの設定ファイルをバックアップ

firefox: ~/.mozilla

chromium: ~/.config/chromium

 

1 ArchLinuxのウェブサイトで最新のニュースを確認する

 

2 コマンドラインで管理者権限(su)になってからpacman -Syu( もしくはyay -Syu --repo)を実行する

 

3 コマンドラインの”:: パッケージの変更を処理しています”の項目を見ながら”警告:”を処理する

例 警告: /etc/pacman.d/mirrorlist は /etc/pacman.d/mirrorlist.pacnew としてインストールされました →mirrorlist を見ながらmirrorlist.pacnewを書き換えてmirrorlistに名前を変更

 

vimなら:vertical diffsplit 差分を取りたいファイル で更新場所を確認しながら作業ができるのでおすすめ
次のウインドウに移動する<Ctrl-w>w
1行コピー yy
3行コピー 3yy
現在のウインドウ以外を閉じる<Ctrl-w>o

保存:w
名前をつけて保存:w ファイル名
名前をつけて上書き保存:w! ファイル名

ファイルを開く:e ファイル名

 

grub(ブートローダー)が更新されたときはgrub-mkconfig -o /boot/grub/grub.cfg(設定ファイルの更新)を行う

 

 

4 再起動

ビデオカードドライバをAURからインストールしているなら

Ctrl-Alt-F2 のCUIモードでアップデートを行う
カーネルが変更されてビデオカードカーネルモジュールの登録が消えたら再起動後GUI が起動しなくなる為)

 

5 必要ならyay -Syu --aur --batchinstall --sudoloop などでAURからインストールしたパッケージのアップデートも行う

 

アプリケーションを前のバージョンに戻したいときはdowngraderをインストールして downgrader パッケージ名で戻せる

詳細はArchWiki パッケージのダウングレード

 

久しぶりにアップデートしようとしたら、いろいろ忘れていたのでメモ

もしかしたらビデオカードドライバの問題はNvidiaだけかもしれません。

 

追記 2020-10-23

エラー : xx の署名は信頼されていません

対処法:archlinux-keyring を更新する

 

準備項目 追加

yaourt → yay に変更

 

ビデオカードドライバ の項目修正、変更

再起動前だとうまくアップデートできないので再起動後Ctrl + Alt +F2 でコマンドラインからインストールが必要