スーパーカブのシフトインジケーター自作
スーパーカブ110(EBJ-JA10)のギアが何速か分からなくなるのでシフトインジケーターを自作しました。
材料
電話線(4線)1m20cm以上
自動車用電気コード(0.5sq)70cm以上
抵抗(1kΩ)
LED(赤、黄、緑、青)
ユニバーサル基板
透明チューブ (内径9mmほど)約7cm
自己融着テープ
平型端子 110型 オス 4個
平型端子 110型 メス 1個
110型 9極コネクター
平型端子 250型 オス、メス
ギボシ端子(電源線用)
回路
スーパーカブ110にはトランスミッションからシフトインジケーター用の配線が出ていて、対応するギアに応じてスイッチがボディーアースにつながるらしいので、
キー連動の+12Vラインから電源を取り、
1kΩの抵抗を通して各LEDにつなげ、
各LEDのカソード(マイナス側)をシフトインジケーター用の配線につなげる。
図
制作
電源線
+側にする0.5sqのコードの端にギボシ端子をかしめて、
コードの途中を切って1kΩの抵抗をはんだ付けして、自己融着テープを巻いた後適当な粘着テープで補強する
電気コードの両端と真ん中の被覆を剥がし、250型平型端子とギボシ端子をかしめる
信号線(9極コネクター側)
電話線を120cmほどの長さに切って、被覆を剥がし、長めに被覆を剥がした0.5sqのコードにはんだ付けして自己融着テープを巻いて、0.5sqのコードを110型の平型端子にかしめる
ニュートラル信号中継用に短く切った0.5sqのコードの両端に110型の平型端子のオスメスを付けたものも作っておく
本体
カットした基盤にLEDを取り付け、LEDのアノード(プラス側)をつなぐようにジャンパー線を配置して、電話線、+側のコードも配置してはんだ付けする
透明チューブの片端をグルーガンで塞いでおき、
紙にギア用の数字を書いて、基盤と一緒に透明チューブの中に入れ、配管用防水パテで塞ぎ、パテの上から自己融着テープを巻く
110型9極コネクターに平型端子を取り付けて
スーパーカブに取り付け完成
失敗した点
電話線の細いコードはろうそくみたいに火をつけるときれいに銅線を取り出せる (カッターで被覆を剥がそうとすると繊維が大量に出てくる)
電話線の細いコードを直接かしめると強度不足かコードがちぎれてしまう (線を補強すると9極コネクターに入らなくなる)
ハンドルを動かした時のことを考えて線は長めに作っていた方がいい(電源コード延長)
9極コネクタの配線はトランスミッション側のコネクタを見たときに下図のようになっていました。(平型端子入れ替え)
参考
元気です・・・ シフトポジションインジケーター のページ
https://blog.goo.ne.jp/shin-g_goo/e/a964c1f4df5810de79912b57ddf51a5e
プロテックSTAFFブログ '12~スーパーカブ、クロスカブ、カブプロ専用シフトセンサー感応式シフトインジケーター発売です のページ
https://ameblo.jp/protecarai/entry-12456095838.html
DIYラボ 平型端子の正しいかしめ方(付け方・圧着方法)のページ
https://www.diylabo.jp/basic/basic-93.html